鍼灸治療院からの情報@神戸・三宮 > 治療と東洋医学 >
針治療
携帯電話からも閲覧できます
針治療とは
針治療とは、気のバランスを整える技術です。そのため、「気が合う」という状態、言い換えれば、信頼関係が前提となる技術です。
針治療は、担当する鍼灸師に対する信頼を持ててこそ、針治療で組み替えられた気の状態を気に入り、心身が楽になる効果を実感できます。
効果を実感できない場合は通院を続けない方がベターです。深刻な病気の発見が遅れるなど、利用者が不利益を被るからです。
針治療では、治癒反応のため副交感神経が亢進して一時的に辛くなる状態や、バランスの組み換えのため交感神経が亢進して一時的にイライラする状態など、一時的に症状が激しく出てくるプロセスを経ることもあります。この時、信頼関係が無ければ、一方的に悪くされたと認識され、信頼関係がますます築けなくなってしまいます。
信頼関係が築けなかった場合は、針治療で組み替えられた心身への影響は長続きしません。気に入らなければ、与えられた影響を元に戻していきます。「気に入らない」ことは定着しないのです。細心の注意を払って丁寧に針治療をしている鍼灸師にとっては、悲しい現実ですが、万一悪い影響を与えてしまった場合でも影響が残らない、という点で、薬物やメスを伴う保険医療で悪影響が出た場合とは異なります。つまり針治療を利用する人にとって、一時的な悪影響が出ても続かないので安全だということです。
信頼関係を持てなければ、良い影響も悪い影響も定着しないのですから、信頼関係を持てない場合は、「気が合わない」ということで、他の鍼灸師の針治療を受けるか、発展途上の鍼灸師であれば問題点を明確に伝え月日がたってから針治療を受けるかするのがベターです。
なかなか楽になりにくい症状の場合は、丁寧にみてくれる鍼灸師による針治療と、診断力のある医師による検査との併用をお薦めします。そして、効果を自分の体で実感するようにして下さい。
精神科・神経科・心療内科
体から来る不眠、動悸、鬱、パニック障害の場合は、適切な鍼灸で、比較的効果が早く出る場合もあります。
精神的不調を伴う症状は、東洋医学的には、胃経や脾経のアンバランスが伴うことも多いです。
たとえば、不登校になってしまう学生は、椅子に座らされたり、考えさせられたり、多くの変化に合わせるのが難しくなって緊張したりするのが辛いのですから、脾経を元気にしてあげれば、かなり楽になります。
神経症などは、ご本人の”状況”と”気持ち”の相互関係に気付いていなかったり、誤解していたりする場合もあるようです。そのような場合は、ご本人の体験を自分自身のこととして認識し理解する力が働きやすいように、針治療で調整するという方法も有効です。
とにかく、ご本人の体の治癒が最優先です。体が楽になってくれば、周りに配慮したり、世の中への関心が自然に広がっていくようになります。そうやって、ご本人から周りに気遣いをしようとする気持ち(愛)が出てくれば、強い不安感が緩和され、治癒の方向へ前進することができます。
眼科
白内障では、その場で、はっきりと見えだし、白内障の手術を延期した例があります。
緑内障では、眼圧の低下を実感(痛みの減少)してもらい、検査数値も低下した例があります。
飛蚊症は、その場で効果が出て、それ以降、出現頻度が大幅に減少した例があります。
その他、ドライアイ対策にも有効です。初期の網膜剥離が改善した例があります。
針治療とステロイド剤
「ステロイドを飲んでいると針治療はあまり効かないだろう」と言う人もいるそうですが、内臓の機能を調整する針治療の作用に理解のある人でしょうか?
たとえば、消炎作用ひとつとっても、ステロイド剤での消炎作用と、針治療での消炎作用は違います。
ステロイド剤による消炎作用では、炎症を抑えると、薬理作用上、どうしても、浮腫み(むくみ)が発生したり、交感神経が緊張したりします。また、足がつるなどのミネラル不足の状態や、気分の浮き沈みが激しくなるなどの精神的な面の副作用が出ることもあります。
しかし、針治療による消炎作用では、炎症を抑えながら、同時に、その場で浮腫みも改善したり、交感神経が沈静してリラックスしたりします。
なんといっても、ステロイド剤は薬剤ですから、治療院に行かなくても、服用することで消炎できますし、消炎作用だけを考えるなら治療費も安くてすむので、便利です。
逆に、針治療だと、鍼灸師の技量にもよりますが、消炎作用以外に、浮腫みの改善、リラックス効果、代謝機能の改善、ステロイド剤による副作用の緩和すらも可能です。
ステロイド剤を服用している人に対しても、きめ細かい針治療で治療効果を出している鍼灸師はいます。人は、自分が良く知らないものについては、否定する傾向があります。実際のところは、体験してみないと分からないものです。
針治療が得意とする分野
針治療は、肩こり、ぎっくり腰・腰痛・坐骨神経痛、医師から椎間板ヘルニアと診断された痛み、腱鞘炎、逆子、テニス肘などはもちろんのこと、筋肉疲労による痛みからの早期回復、内科的な症状の改善、アトピー針治療でアトピー性皮膚炎なども含む脱ステロイド剤への試みにも有効性を示せる技術です。
俗にリウマチ(リュウマチ、リューマチとも記される)と呼ばれるリウマチ様関節炎の改善、膠原病の範疇には入らないものの自己免疫機序で全身に症状が出てくる疾患で膠原病類縁疾患と呼んでいるリウマチ性多発筋痛症や関節リウマチに分類される「正真正銘のリウマチ」の炎症のコントロールと改善、線維筋痛症と呼ばれ人口の2%が発症していると推測されているのに病名を知らない医師が多く無理解で悪化している状態の改善にも有効です。
整形外科
緊急の外科手術を必要としない大部分の症状が鍼の適応症。
この分野が該当する症状は、筋肉疲労や筋肉の過緊張が関係するものが大半ですから、針治療の方が早いペースで楽になる場合が大半です。
手の指(人差し指・中指・薬指・小指)の1番先の関節が変形してくるのは、リウマチ様関節炎であって、自己免疫疾患である正真正銘のリウマチではありません。リウマチ様関節炎は、骨盤周囲の緊張が大きな要因なので、それを改善していく鍼をしていけば、痛みも変形も改善していきます。
正真正銘のリウマチは自己免疫疾患で、最終的には心臓を傷めて亡くなる病気ですから、鎮痛剤で痛みをコントロールするだけでは楽になりません。手の指(人差し指・中指・薬指・小指)の先から2番目の関節の方に強い痛みがあるのが、リウマチ様関節炎との違いです。針治療では、中国医学でいうと心経との関係が強い症状なので、リウマチ様関節炎よりは、精妙で高度な治療になります。
一般的な医療機関でのリウマチの治療は、はっきり言ってしまえば、炎症反応をコントロールするために、どのタイミングで、ステロイド剤か免疫抑制剤をどのぐらい使うか、というところに尽きるようです(もちろん、さじ加減が適切であることも腕の見せ所です)が、整形外科的な針治療ではなく精妙な針治療だと免疫反応の向けどころを(自分の細胞組織ではなく、外敵のウイルスなどに)変えるようなコントロールもできるので、より良い改善が可能です。
急性の痛み(炎症)の場合にも、慢性の痛み(血行不良)と同じように温める所に通院していると、よけいに炎症が酷くなります。場合によっては、関節が変形するなど、より深刻な状態に悪化します。ご注意下さい。
鞭打ち(ムチウチ)
内科
アレルギー、自律神経失調症、甲状腺機能異常(機能低下症や亢進症)など。
一般に難しいと言われている自己免疫疾患(膠原病)では、胸腺の働きのバランスがとれれば、症状の緩和が期待できます。ハートのチャクラのバランスが整うことが重要です。
片頭痛にも鍼は効果があります。念の為、しつこい頭痛の場合は、きちんと診断できる医師が診てくれる脳神経外科の病院で、脳のMRIによる検査を受けられることをお薦めします。
頭痛は長引かせていたら怖いこともあるので、日常レベルの頭痛に対して即効性と継続性のある針治療を受けても楽にならない時は、腕のいい外科医のいる脳神経外科でMRI検査を受けるのが安心、ということです。
ガンの化学療法の副作用で起きる吐き気や食欲不振も、はり・きゅうで改善します。
婦人科
生理不順などの月経異常全般に有効。
生理痛(子宮筋腫や子宮内膜症なども含む)や生理周期の乱れ。
更年期障害による顔の火照りや自律神経の乱れ。
妊婦さんが妊娠中に苦しむことのある症状である、つわり、肩凝り、背中の痛み、腰痛にも有効(慎重な鍼)です。
逆子には、お灸が有効です。バランスが崩れているので熱さを感じることなく気持ち良い治療になります。私が担当させていただいた方の中には、その場で、胎児が動き出し、後日、正常位で無事出産という例もあります。
不妊症も試みる価値大です。私が担当させていただいた方の中には、初めての方が1ヵ月目に懐妊、二人目の方も1ヵ月目に懐妊(無事、出産)という例もあります。
初期の乳ガンの治療なら、放射線治療の副作用を和らげることもできます。
泌尿器科
おしっこが出にくい。尿道炎になりやすい(下腹部が冷えやすい)体調の改善。
皮膚科
痒みを楽にするだけでなく、皮膚そのものの活性を高める鍼もあります。
アトピー性皮膚炎(鍼灸で当人の副腎皮質ホルモンの分泌を促進させることも可能なため、ステロイド剤の依存から抜け出せる可能性もあります。皮膚の色がきれいになって、適度に油でコーティングされるため、お肌もツルツルになります)。
個人個人の体調にあわせて治療するようにしていますが、共通することとしては、次のような感じになります。
歯の治療、黄砂・大気汚染、防虫剤などの悪影響に対する対策も重要です。
ビフィズス菌を腸まで届けるものを飲んでいただくことをお薦めしています。冷たい牛乳を飲むのは止めてもらって、どうしても飲みたい時は、ホットミルクにして、薄い膜状のものは取り除いてから飲んでもらうようお願いしています。このようにして、腸内環境を悪化させないように心掛けてもらうと、免疫のバランスがとりやすくなります。
その上で、鍼で少しでも、かゆみを解放(夜眠れないピークの時は弱いステロイド剤もOKという現実的な認識です)させたり、腸の動きを活発にしたり(その場でお腹がゴロゴロ動きだすこともあります)、皮膚の機能を高めたり(その場で肌がしっとりサラサラになる手触りを実感してもらえることもあります)、睡眠不足による疲れを解消したり、精神的なものも関係してくる胸腺が主となる免疫のバランスを調整したりしています。
アレルギー性の症状は商売にされることが多いようですが、上記のような治療だと、金や手間も、それほどかからず、針治療も最初は週1回程度の頻度ですが、じきに2週間に1回程度の通院で充分になります。それでも、疲労感や夜中のかゆみの減少や、肌の様子の変化を実感してもらっています。
顔は比較的早い段階で綺麗になっています。関節や手足の先の方は後から綺麗(痒みは早い段階で楽)になってくるようです。肌の活性化は早いのですが、ご本人の食生活習慣の改善努力や自然の摂理の関係で、肌そのものの変化は月単位です。
デリケートな肌は元気になると美しくなります。また、緊張がとれると、頬の出っ張りがスッキリしてきて、顔やせするので、顔立ちもきれいになります。耳や、ほっぺが、本当に綺麗になるんです!
養生と針治療で、概ね、他よりも早いペースで楽になってもらえます。単なる対症療法に終始するのではなく、アレルギーを悪化させてしまうアンバランスを直接的に調整するよう心掛けているからだと思います。
ステロイド剤もタイミングによっては助けになります。土佐清水病院のように症状に応じて古いタイプのステロイド剤を強弱を判断して適宜使用するのは良心的だと思います。土佐清水病院に入院経験のある患者さんも針治療で、より良い成果が出ています。
若年性の脱毛(まつ毛や、まゆ毛、鼻毛までもが抜けていた方でも改善効果がありました)。
耳鼻咽喉科
食生活などにも気をつければ、耳鳴りや難聴に改善効果の可能性大です。突発性難聴ばかりでなく、慢性の難聴も改善する可能性があります。若輩者の鍼灸で効果が出た場合(テレビのボリュームの数字が確実に小さくなった、という働き盛りの人の体験談)もあるのですから、おおいに希望を持って下さい。
他に、三半規管のリンパが関係してくると言われているメヌエル病・眩暈(めまい)、鼻炎、花粉症、喘息。
歯科
鍼だと胃腸を荒らさずに、その場で歯痛が楽になることが多いです。
歯の治療そのものは、良心的な歯医者さんを見つけて下さい。
口腔外科
顎関節症で口が開けにくい分に関しては、中都に針すれば開きます。歯の治療が重要です。
小児科
小児の診断ができる鍼灸師の治療だと有効です。
ダイエット、肥満、過食症、拒食症
ダイエットは、東洋医学で言う胃経や脾経の証が関係してくるので、精神状態の乱れと関係しているのです。
過食症ではなく、遺伝的要素よりも肥満度大の場合は、特に褐色脂肪細胞が働きやすい体の状態に持っていくことが治療のポイントになります。
動物病院
犬に針治療をする獣医さんもいらっしゃいます。
針治療に通う距離
たとえば、治療院が神戸だと、大阪や京都だと通えますが、たとえば広島の人からの予約は遠慮しました。実家が広島の人は来られていますが。当然のことですが、近くで良いところがあれば安心です。デイサービスを通じて針治療を利用できる場合もあるようです。
関連する本
鍼灸治療院からの情報@神戸・三宮 > 治療と東洋医学 >