歯の治療で治る症状と体に悪い歯の治療

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歯の治療で治る症状と悪化する症状

ラバーダムを全く使わない歯医者が多い

 細菌感染対策(ラバーダムなど)を実際にやっている良心的で勉強熱心な歯科医師の歯の治療を受けることが重要です。
 ラバーダムを使っているから必ず良い歯科医師とは限りません。しかし、ラバーダムは、根管治療中に根管内に細菌が進入するのを防ぐために非常に重要です。また、根管治療の際に使用する劇薬成分の薬剤(成分に、ホルムアルデヒドなど)から粘膜を保護したり、リーマー、ファイルの誤飲・誤嚥防止にも役立ちますが、折れたリーマーが歯の中に取り残される事故の可能性がゼロになる訳ではありません。
 ラバーダムを使わない根管治療だと、薬剤や細菌の飛散に口腔がさらされてしまいます。ですから、そのような治療の後は、体に負担がかかり、体調不良になることが多いのは知っておいた方が良いです。

乳歯の時の虫歯で、人生がボロボロになることも

 乳歯の時の細菌は、大人よりも容易に歯槽骨などの深部にも侵入していきます。そのため、特に根管治療での細菌感染対策は重要です。気をつけないと成長過程で口腔内の奥に大量の細菌の巣が形成されてしまいます。
 永久歯に生え変わるからと、乳歯の虫歯予防を軽視して、細菌感染対策が十分でない歯の治療を受けてしまったり、細菌感染対策が十分でないのに抜歯を伴う歯列矯正を受けてしまうと、若い時から心身に負担がかかった状態で人生を送ることになります。
 口腔内の奥にある歯槽骨に大量の細菌の巣が形成されてしまうと、奇妙な体調不良に悩まされることになります。
 代表的な例としては、アトピー性皮膚炎、膠原病、抑うつ症状(抜歯を伴う歯列矯正でも)、化学物質過敏症、電磁波過敏症、リウマチ、顎関節症、首の痛み、肩甲骨内縁のしつこい凝り、逆流性食道炎、子宮内膜症などです。

最初から良い歯医者さんで治療を受けてください

 管理人も、適切とは言いがたい歯の治療(保険診療を避けて、実費の自由診療でも)が原因で、体調不良を引きずっています。そういう実体験がありますから、歯の治療に関しては、多少、きつい表現があろうかと思います。より良い対策方法や掲載希望の情報など、管理人にメールしていただくと助かります。
 本当に、良い歯医者さんを見つけてください。良い歯医者さんの割合は、全体の2割以下とも数パーセントとも言われています。鍼灸業界も同様の感じがしますから、管理人は良い鍼灸師となりうる分野の治療に特化して仕事を続けています。歯医者さんも得意分野だけに特化すれば良いと思います。

歯の治療で改善したり悪化したりする症状

歯周病を悪化させる原因となる通常の歯周病治療

 一般的な歯周病治療は、歯石取りと歯面清掃ですが、歯の表面についた汚れを歯や歯茎の一部と一緒に削り取っているだけです。
 歯周病は、歯周病菌による感染症です。汚れを取っても除菌しなければ、すぐ歯周病菌が増えて症状が再発するから、歯周病治療をしているはずなのに、良くならないのです。
 歯石を取る器具は、刃物です。刃物を使えば、当然周囲の歯茎も少し傷つきます。特に歯周病菌に感染して腫れている歯茎は、簡単に傷つき出血します。
 除菌をしていない状態で出血させると血中に菌が入り、全身に流れいていき、菌血症という状態を引き起こします。
 心筋梗塞などの血管の汚れからは、多くの歯周病菌が観察されていることからも分かるとおり、全身疾患を引き起こすリスクがあるのです。

歯は、東洋医学の心経との関係も強い

 歯は、肉体から直接的に心経を調整している面が強い器官です。
 心経は、五臓六腑を統括する指令センターのような重要な経絡で、ここが狂ったままでは根本的な治療になりません。
 心経や胃経などとも関係が深い顎骨骨髄炎による不調を解決するには、口腔外科と病巣感染の考えが必須になるため、多くの歯の治療では、診断も無く、治療も無く放置されることが多いです。

歯の治療で体が悪くなるリスクに注意

根管治療を適切にできない歯科医師による歯の治療で体調が悪化していくことも

 歯の治療は外科手術ですから、細菌感染対策は非常に重要です。  歯科医師に口腔の外科手術を担当してもらうのですから、歯科医師の選択は慎重にしてください。  歯を支える歯槽骨にまで大量に細菌が潜伏されてしまうと、心身への悪影響がとても大きくなるのに、適切な診断と医療をなかなか受けられない現実があります。

歯の治療で体調不良になる原因

歯の治療で改善した例

かがんだ時の腰痛

 過去の根管治療が不徹底で体に悪影響が出ていた。
 根管治療をやり直すと、かがんだ時の腰痛が大幅に緩和。

頭痛

 金合金が体の膀胱経(頭から背中にかけて)に悪影響。
 金合金を取り除くと、頭をしめつける頭痛が消失。

中切歯

 差し歯の中の金属がアンテナとなり、周りの電場と干渉して督脈に悪影響を与えて、回旋時に腰痛。
 外からは金属が見えないタイプの差し歯でしたが、問題の差し歯を抜くと、回旋時の腰痛が消失。

一番奥の上歯

 下顎がスライドする動きを止めていた一番奥の上歯が体の脾経に悪影響(体が重く体の中が痛い)。
 膵臓や胃への負担が大幅に緩和。

親知らず

 噛み合わせを結果的に不整合にしていた第3臼歯(智歯、親知らず)が体の脾経に悪影響。
 歯全体でしっかり噛めるようになって肩や首周りの緊張が大幅に緩和。

歯の治療の詰め物で使うアマルガムの水銀で神経症状

 アマルガムは、水銀を含む合金で1970年前後に最も盛んに使用され、現在でも使っている歯科が存在します。乳歯に使われた場合、永久歯や親知らずの形成異常にも影響します。溶け出した水銀は脳や子宮などに蓄積し悪影響を与えます。そのため、うつ病・パニック障害・認知症・不妊症にも関連してきます。最近、黄砂の影響で、アマルガムが腐食し水銀が溶け出すスピードも増しています。
 アマルガムの存在を見落す歯科医師も実際にいるので要注意。

水銀の慢性毒性

水銀の神経症状

  • 運動失調
  • 求心性視野狭窄
  • 構音障害
  • 味覚障害
  • 不眠症
  • 感情不安定
  • 記憶障害
  • 筋肉のふるえ
  • 躁鬱症
  • 痴呆症(アルツハイマー)  無機水銀でもこれほどの有害性があります。無機水銀はフッ素と出合ったり、腸内細菌の作用で有機化する場合もあります。アマルガムの詰め物がある人はフッ素入りの歯磨きペーストを避け、歯科医院でのフッ素塗布も控えてください。口の中に水銀アマルガムの詰め物がある人は、できるだけ早く安全な方法で、一つも残さないよう除去してください。間違っても無防備に削り取らないようにしてください。
     アマルガム除去の治療は、きちんと根管治療をしている歯科医師(意外に少ないです)にしてもらわないと、かえって、その後、体調不良になったりした人もいるので、要注意です。

    歯の治療で健康保険だけでは体調不良のリスク大

    歯の治療で体調が悪化する場合も

     価格の安さが優先されて、アマルガム(水銀入り合金)や不適切な歯科用金属が使われる可能性があります。
     保険治療の銀歯は、金銀パラジウム合金で、銀が50%ぐらいなので、銀アレルギーの人には合いませんが使用されています。金属アレルギーの診断には、パッチテストが用いられます。しかし、パッチテストで判明するのは急性の金属アレルギーだけです。2週間以上や2ヶ月以上で判明する金属アレルギーは最初から無視されています。
     健康保険での歯の治療では、詰め物の素材の悪さなど、粗悪になりやすい点が多いので、心経を乱します。

    健康保険が想定している歯の治療では問題とならないため、医療訴訟もできず、泣き寝入り

     厚生労働省が規定している健康保険による歯の治療は、歯の医療費を安く抑えることに主眼が置かれています。そのため、治癒困難な病気や認知症を作り出すリスクが高いです。

    歯の治療の歯科用金属で体調不良になる場合

    異種金属で微弱な電流が発生

     金属アレルギー、パッチテストでは出ない長期使用で発症する金属アレルギーです。
     金属がアンテナとなって、電磁波過敏症となり、周囲の電界(携帯電話の電波、無線LAN、送電線、変電所、電灯、蛍光灯、ブラウン管、液晶モニター、電気製品、電磁調理器などなど)の影響を受けて、骨格筋や自律神経のバランスなどが乱されて、めまい、消化器官の不調で逆流性食道炎、その他の腸炎、うつ状態の悪化などが起こります。
     歯科用金属と頬の内側の間にパフ(綿花)を挟み、1ヶ月前に入れたばかりの歯科用金属が頬の内側に当たらないようにしている間だけ、足の親指のシビレが消失する人もいます。
     日本の健康保険診療に見合った低コストの金銀パラジウム合金には20%のパラジウムが含まれています。パラジウムや銅はアレルギーが起きやすいので、ヨーロッパでは、この合金も使われなくなってきています。水銀以外でも、パラジウム、銀、銅、チタン、ニッケルは、多くの人に悪影響を与えます。
     特に低所得層の日本人の口の中は、ホームレスとたいして変わらない状態です。映画パイレーツオブカリビアンに出てくる海賊の口の中みたいです。

    インプラントで使われるチタンが有害な電磁波の悪影響を強めます

     チタンが高周波電気のノイズを集めるアンテナとなるため、電磁波過敏症の傾向が増して、心身に悪影響が出ます。
     チタンが電磁波のノイズを集める良くない性質を持っていることを考慮する必要があります。
     DS元気HSPを活用してください。

    歯の治療で使われるレジンの問題点

     仕上がりが白く、美しく見える歯科用充填材料として虫歯治療などで広く用いられているコンポジットレジンから、生物のホルモンの働きを乱す内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)作用のある物質が溶け出しています。
     レジンの変色を防ぐために加えられた紫外線吸収剤のベンゾフェノンは、女性ホルモンに似た作用を示し、レジンから溶出します。
     女性ホルモン作用のある物質が口の中に溶け出すことは望ましくありません。
     レジンの安全性評価に内分泌かく乱作用は考慮されていません。ホルモン作用のない化学物質に切り替え、より安全なレジンを実現することが必要です。

    歯の治療で使われるセラミック

     セラミック(白い陶歯)が非金属でアレルギーがないということで詰め物を変えた方の中に、かえって皮膚の症状が悪化したり、以前は無かったアレルギーが出てきたという方もいます。無条件に良いとは言えません。

    歯の治療の科学的根拠

     1970〜80年代に、歯槽膿漏の原因から治療に至るまでの科学的根拠に基づいた歯周病学が確立されてきました。まだまだ臨床的に未開拓の分野があります。

    歯の治療と静電気

     歯の治療で金属製の詰め物をしている人は、コンデンサーの原理で、身体への荷電が多くなります。2種類以上の金属の詰め物の場合、電位差によって、微弱な電流が発生します。これらの電気で身体に悪影響を起こします。
     DS元気HSPを活用してください。

    ブリッジも慎重に

     ブリッジは、個別に動く歯を固定する点が、厳密には良くありません。歯の治療で、ブリッジの中にアマルガムが入り込んでいる場合もあります。
     歯は個別に噛む圧力のセンサーとなって自律神経と関連している面もあります。そのため、ブリッジにすると、センサーの部分が実際とは違う信号を出すことになり、体の変化を感知するセンサーが異常な信号を出すことになるため、厳密には良くないのです。
     ブリッジそのものの金属が体に不適応で、ほっぺの内側にあたるだけで、体に悪影響を与えている場合もあります。
     ブリッジにしたため、精神疾患の症状が出た例もあります。

    歯の治療と偽害性

    歯の治療を受ける際には偽害性を考慮してください

     偽害性とは、人体の一部を代替物に入れ替えたり、人体の一部に代替物を埋め込んだりした時に、代替物が人体に悪影響を与えてしまう場合、偽害性があると言います。

    歯の神経を殺す薬には、ホルムアルデヒドを含む劇薬指定の薬も

     根管治療で、ホルムアルデヒドを使った後は、ホルムアルデヒドが残留しないようにする必要があります。
     口腔内に残存させてしまったホルムアルデヒドが原因で、根管治療の後、ずいぶん経過してから、体調不良を引き起こすこともあります。
     根管治療には、ホルムアルデヒドなどの揮発性のある劇薬成分が抜け切る期間も必要です。根管治療を短期間で終わらせると、ホルムアルデヒドを残留させてしまう可能性があります。ご注意ください。

    藤井式の歯の治療

    藤井式の歯の治療は、歯性病巣感染をきちんと治していない人には、おすすめできません

     藤井式の歯の治療は、1ミリ以下の単位で歯を削ることで噛み合わせを調整することに集中した治療で、防腐剤を避けて根管治療するので、歯性病巣感染のリスクがあります。免疫力を維持する自己責任での体調管理が非常に重要です。
     ブリッジは歯の噛み合わせに良くないので切断したり、部分入れ歯に変更したりします。体に合わない歯科用金属を適合する詰め物に変更していきます。
     藤井式の歯の治療は、健康保険を使えないことが多く、治療期間が長くなると、トータルの治療費は軽く100万円を超えます。

    歯の治療は電磁ノイズ浄化ストラップ『DS元気HSP』の併用がおすすめ

     体の不調で、歯にも歪みが伝わります。DS元気HSPで改善した分、歯にかかる歪みが減るため、歯から体に影響していく歪みの調整に歯科医が専念できます。そのため、歯の治療結果が早く出るようになります。
     DS元気HSPは、他の代替医療で可能なことは、たいていカバーできます。カバーできない分野は、歯と歯性病巣感染の根本的な治療を組み入れないと対応できない分野です。
     歯の治療に針治療を組み入れると、治るのが早くなります。併用した方が、比較的高価な歯の治療回数も減らすことができるため、コストパフォーマンスが良くなります。

    口腔内細菌

     口腔内の2大疾患である虫歯・歯周病が細菌による感染症であることは広く知られています。
     口腔常在菌叢は、生後すぐに定着を開始し、個体の成長や歯牙の萌出などの口腔内環境の変化に伴って変動し、個人差や家庭での食生活や生活習慣によっても大きな変化があります。
     口腔常在菌叢の代表的な菌種は、ほぼ決まっていて、分布領域における優勢菌種の変動も少ないです。

    虫歯の関連菌

    上気道感染の起因菌

    日和見感染の原因菌

     日和見感染には、抗菌薬耐性菌も含まれていて、治療が困難となることが多い疾患です。
     感染症として、多剤耐性緑膿菌感染症、非結核性抗酸菌症、カンジダ症、クリプトコッカス症、ニューモシスチス肺炎、サイトメガロ感染症、トキソプラズマ症などがあります。
     普段はおとなしい細菌なのですが、全身の免疫力が低下すると発症します。
     日和見感染の予防は「無理をしない」ことです。

    レンサ球菌(ストレプトコッカス)(Streptococcus 属)

    ミュータンス菌(Streptococcus mutans)

     歯牙表面に主に生息。虫歯の原因菌(菌体外グルカンや乳酸の産生、酸性条件下での増殖能など)です。
     菌体内に保持する酵素群で、下記に示す順番で虫歯になる反応を活性化させます。

    歯肉周縁のバイオフィルム(デンタルプラーク)を構成している細菌

     「歯肉縁上プラーク」で大多数を占める細菌:

     「歯肉縁下プラーク」の中で歯肉に接している「非付着性プラーク」で多数を占める細菌:
     歯面に強固に付着した口腔内常在細菌の集合体は、バイオフィルム(デンタルプラーク)と呼ばれます。
     バイオフィルム(デンタルプラーク)は、菌と菌が生産する多糖体の複合体です。
     多糖体はバリヤーや運搬経路の役割を果たし、環境変化や科学物質から内部の細菌を守っています。
     その中では嫌気性菌から好気性菌まで様々な種類の細菌が存在し、情報伝達をしながらコミュニティを形成しています。
     こうして、細菌生息密度の高い閉鎖的なコロニーが形成され、恒常性が保たれています。

    その他の口腔内の細菌


    提供:おかだうえ鍼灸治療院